デジタル化で敷居が下がった「プロへの道」
写真工程のデジタル化で、より多くの方々がプロを目指せるようになりました。
フィルムの時代は、写真スタジオや事務所へ「弟子入り」という名の就職をして経験を積むとかしないと、なかなか独立開業やフリーランスとして活動することも難しかったと思います。
暗室作業…写真の世界で不可欠なこの工程が、なかなかハードルが高かったのかもしれません。
セーフライトというものはあったものの、ほぼ真っ暗な中な密室での作業は、それ自体が無理な方もいらっしゃったでしょうし、慣れるまでは薬品の匂いでむせ返っている方々も多くいらっしゃいました。
大切な、基本・基礎の習得
さて、たくさんの若い方々が写真のプロを目指す、そのこと自体はとても喜ばしいのですが….
写真の基本原理や基礎を学ぶ機会はありましたか?
「デジタルは撮ってすぐにその場で確認できるから、学ばなくても大丈夫」…
「必要に応じてネット検索して、学習出来てる」…
…そう思ってる方々は要注意です。
きちんとした知識を身につけてきちんと経験を積む、そして、きちんとした結果が得られる、これは写真撮影に限らずどんな技術職にも言えることです。
兼業撮影者(撮影オンリーではなくて、他の仕事でも収入を得るアルバイトカメラマン)ならそれでもやっていけるかもしれませんが、将来は撮影専業で生計を立てていきたいと真剣に考えている撮影者の皆さんには、撮影時に100%の確信を持ってシャッターを切れる知識・技術を早めに身につけていただきたいと思いますし、それが間違いなく、皆さんの撮影者としての価値(言い換えれば撮影者としての価格)に反映されてきます。
「撮影代行」では単価は上がらない
「来月から売上られるプロカメラマン講座」「カメラマンですぐ稼ぐ方法」…こんな風なキャッチの講座PRを散見しますが、「撮影代行」なら確かに、割と早い時期に収入を得られるかもしれません。
でも「高単価な撮影専従者」を目指すなら、ご自身に投資をしてスキルや経験値を高める活動は必須と言えます。
当講座では、「写真学校で学びたかったけど叶わなかった」「今更学び直す機会がない」「高単価な撮影者を目指したい」と考えている方々へ、プロとして確立しておくべき自分自身のリファレンスを作り上げて、自信を持って撮影に臨めるようになっていただくことが目標です。
ご自身単独ではなかなか取り組みづらい地道な作業や検証を一緒に行なっていきます。
写真撮影者は実はとても責任が重い仕事です。
でも、世の中にある多くの仕事がそうであるように、背負った責任の大きさの分、大きな喜びを得ることができます。
アルバイトカメラマンでは決して得ることができない、充実感ややりがいを味わっていただき、ご自身の価値をアップするための取り組みを始めましょう。
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